尿もれというと、まず「骨盤底筋を締める」「骨盤底筋を鍛える」というイメージを持つ方が多いかもしれません。
もちろん、骨盤底筋ケアはとても大切です。
ですが、骨盤底筋はただ強く締めればいい筋肉ではありません。
本来は、呼吸や姿勢、お腹の奥の筋肉と協調しながら働く、からだの奥にあるインナーマッスルのひとつです。
腹横筋は、お腹の奥にある“天然のコルセット”
骨盤底筋と深く関係している筋肉のひとつに、「腹横筋」があります。
腹横筋は、お腹の奥にあるインナーマッスルです。
お腹から背中までぐるっと包み込むようについていて、胴体を支える“天然のコルセット”のような役割があります。
この腹横筋は、姿勢を支えたり、呼吸を助けたり、咳やくしゃみ、立ち上がりなどの動きでお腹に圧がかかるときにも関わっています。

尿もれと関係するのは「腹圧のコントロール」
くしゃみをしたとき。
笑ったとき。
子どもを抱っこして立ち上がるとき。
重いものを持ち上げるとき。
こうした瞬間、からだの中ではお腹の圧、つまり「腹圧」が高まりやすくなります。
この腹圧が急にドンとかかったときに、骨盤底筋がうまく支えられないと、尿もれにつながることがあります。
だからこそ尿もれケアでは、骨盤底筋だけを締めるのではなく、腹横筋を含めたお腹まわりの働きも大切になります。

腹横筋が働きやすいと、骨盤底筋も支えやすくなる
腹横筋は、骨盤底筋と一緒に体幹を支える筋肉です。
腹横筋が働きやすい状態になると、胴体が安定しやすくなり、呼吸や姿勢、腹圧のコントロールもしやすくなります。
反対に、お腹の奥の力が入りにくかったり、呼吸が浅くなっていたり、姿勢が崩れていたりすると、骨盤底筋だけで頑張ろうとしても、うまく働きにくいことがあります。
つまり大切なのは、骨盤底筋を単独で鍛えることだけではありません。
骨盤底筋が働きやすいように、
お腹・呼吸・姿勢のつながりを整えることも大切です。
骨盤底筋体操をしても変わらない方へ
「骨盤底筋を締めているつもりなのに、うまく力が入らない」
「骨盤底筋体操をしても、効いている感じが分からない」
「咳やくしゃみ、立ち上がりで尿もれが気になる」
「頑張っているのに、尿もれがなかなか変わらない」
そんな方は、骨盤底筋だけでなく、腹横筋を含めたからだ全体の使い方を見直すことが大切かもしれません。

conminで大切にしている尿もれケア
conminでは、尿もれのお悩みに対して、骨盤底筋だけを見るのではなく、呼吸・姿勢・お腹や背中の働きなど、からだ全体のつながりを大切にしながらケアを行っています。
「骨盤底筋を鍛えているのに変わらない」
「自分のケアが合っているのか分からない」
「尿もれのことを誰に相談したらいいか分からない」
そんな方は、一度からだ全体の使い方を見直してみませんか。
次回は、姿勢と尿もれの関係についてお伝えします。


